ドメインユーザー管理に伴うトラブル(1)
トラブル内容
以下のエラーメッセージがおこりドメインにクライアントを参加させる事ができません。
しかし、administratorアカウントでは問題なく参加させる事ができます。
[コンピュータをドメインに参加できませんでした。このドメインに作成できるコンピュータ アカウントの最大数を超えています。システム管理者に問い合わせて制限をリセットするか、または増やしてください。]
トラブルが起こった理由
関連サイトとして紹介したドメイン ユーザーがワークステーションまたはサーバーをドメインに参加させられないに記載がある
Windows 2000 では、デフォルトで、「ワークステーションをドメインに追加する」特 権 が Authenticated Users グループに付与されます。この特権が有効になっていると、Authenticated Users は、アクセス制御リスト (ACL) チェックを、事前に定義されている最大値までバイパスすることができます。悪用を避けるために、どの Authenticated Users でも参加可能なマシン アカウントの最大数は、デフォルトで 10 になっています
というように、通常のユーザー権限でドメインに参加させる事ができるクライアント数を10とデフォルトで定められています。トータルで10を超えた際に上記のエラーが表示されます。
対策について
対策については、関連サイトとして紹介しているドメイン ユーザーがワークステーションまたはサーバーをドメインに参加させられないを参照しましょう。
ただ、方法については関連サイトとして紹介した英語版のKBを参照した方が確実なようです。
また、コンピュータアカウントの登録数自体の変更ですが、Domain 名前付けコンテキストの属性に含まれる"ms-DS-MachineAccountQuota" 値の内容を変更することで対応します。
関連サイト
(Admintech.jp のWiki記事より転載)