NAPを使ってみよう

最終更新日時:2011/06/02 03:52:17
NAPのコンポーネントのインストール、DHCPサービスやネットワークポリシーサーバなどの各種設定から動作確認までの方法を説明します。
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ネットワークポリシーサーバの設定

NAPを提供するためのポリシーサーバの設定を構成します.ウィザードを使用して必要なポリシーを作成ます.ポリシーを作成した後にセキュリティ正常性検証ツールの設定を実施します.

  1. 「サーバーマネージャ」→「役割」→「ネットワークポリシーとアクセスサービス」→「 NPS (ローカル)」の順番に展開して行きます.「 NPS (ローカル)」を右クリックして,「 Active Directory にサーバーを登録」をクリックします.図20のような画面が表示されたら「OK」をクリックします.
    図20 ネットワークポリシーサーバー
    図20 ネットワークポリシーサーバー
  2. Active Directory サーバーに無事登録が完了し,図21のような画面が表示されたら「OK」をクリックして登録を終了させます.
    図21 ネットワークポリシーサーバー2
    図21 ネットワークポリシーサーバー2
  3. 次に「 NPS (ローカル)」をクリックし,「NAPを構成する」をクリックします.(図22)
    図22 NPS(ローカル)
    図22 NPS(ローカル)
  4. 「NAP で使用するネットワーク接続方法の選択」ページが開いたら,「ネットワーク接続方法」で「動的ホスト構成プロトコル (DHCP)」を選択すると「ポリシー名」は自動的に「NAP DHCP」が選択されますので,そのまま「次へ」をクリックしましょう.(図23)
    図23 NAP で使用するネットワーク接続方法の選択
  5. 「DHCP サーバーを実行する NAP 強制サーバの指定」ページでは,何も追加せずに「次へ」をクリックします.(図24)
    図24 DHCP サーバーを実行する NAP 強制サーバの指定
  6. 「DHCP スコープの指定」ページでも今回は特に設定しないので,何も追加せずに「次へ」をクリックします.(図25)
    図25 DHCP スコープの指定
  7. 「ユーザーグループとコンピュータグループの構成」ページでも今回は特に設定しないので,何も追加せずに「次へ」をクリックします.なお,あらかじめ Active Directory でグループを作成しておき,ここで割り当てを行うこともできます.(図26)
    図26 ユーザーグループとコンピュータグループの構成
  8. 「NAP 修復サーバーグループおよび URL の指定」ページでも,今回は特に設定しないので何も追加せずに「次へ」をクリックします.(図27)
    図27 NAP 修復サーバーグループおよび URL の指定
  9. 「NAP 正常性ポリシーの定義」ページでは,デフォルトの設定を確認します.今回の環境では,自動修復環境を用意していないので,「クライアント コンピュータの自動修復を有効にする」のチェックをはずし「次へ」をクリックします.(図28)
    図28 NAP 正常性ポリシーの定義
  10. 「NAP 強制ポリシーおよび RADIUS クライアント構成の完了」ページで,「完了」をクリックしウィザードを終了します.(図29)
    図29 NAP 強制ポリシーおよび RADIUS クライアント構成の完了
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