Server Core を使ってみよう

最終更新日時:2011/06/02 03:52:17
Windows Server 2008 のServer Core インフォメーションオプションのインストールから設定方法を紹介します。
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自動更新の設定

Server Core のサーバに対して自動更新の設定をする必要がある場合は、以下のコマンドを実行します。

CScript %Windir%\System32\SCregEdit.wsf /au 0

この設定により自動更新の設定が可能となりますが、設定を有効にすると Windows Update Agent の既定である AM3:00 に重要な更新を自動的に適用し必要に応じて再起動が実施されます。
サーバ運用していく中で,パッチが公開された時点で強制的にパッチが適用されたり再起動されると問題となる場合もあるため、この設定については、慎重に検討する必要があると思います。そのため、インストールするパッチやタイミングなどを自動で制御したい場合は WSUS といった運用ツールの検討する必要があります。
SCregEdit.wsf では、自動更新を有効/無効といった設定しかできないため、例えば,推奨される更新(Hyper-V RC0 など)といったものを適用することはできません.もし,自動更新で推奨される更新パッチを適用したい場合は以下のレジストリを設定することで自動で適用されることは確認しています。

対象キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsUpdate\Auto Update
設定値(DWORD): IncludeRecommendedUpdates を 1

この設定をグループポリシーで設定する場合は、それぞれ以下の項目を設定します。

・自動更新
[コンピュータの構成]-[ポリシー]-[管理用テンプレート]-[Windows コンポーネント]-[Windows Update]-[自動更新を構成する] で [4 - 自動ダウンロードしインストール日時…]

・推奨される更新
[コンピュータの構成]-[ポリシー]-[管理用テンプレート]-[Windows コンポーネント]-[Windows Update]-[推奨される自動更新を有効にする]で[有効]

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