無線LANの設定（Windows 7編）

USBドライブを利用した設定

　複数のWindowsに対してアクセスポイントを設定する場合は，USBドライブを利用することで簡単に設定ができます.

注4

この設定方法はWindows XP SP2 から利用できるようになっています．

まず，今回設定したアクセスポイントの設定情報をUSBドライブに格納する手順を次に示します．

1. 「ワイヤレスネットワークの管理」の右クリックメニューから「プロパティ」を選択
   注5
   「接続の設定を変更します」からもプロパティを開くことができます．
   
2. 開いたプロパティ画面の下部にある「このネットワーク プロファイルをUSBフラッシュ デバイスにコピーする」を選択
   
3. ウィザードにしたがってUSBドライブに設定をコピー．コピー先が複数ある場合はコピー先を指定
   
4. 接続設定のコピーが完了すると，USBドライブを利用した設定方法の概要が記載されている
   

　このUSBドライブを利用することで，アクセスポイントの設定を実施したいコンピュータに反映すると，設定手順を簡素化できます．次に設定をコピーしたUSBドライブを利用した設定手順を示します．

1. 設定を実施するコンピュータに接続情報をコピーしたUSBドライブを挿入すると，自動再生の機能により図16のポップアップが起動．この中で「ワイヤレス ネットワークへの接続」を選択
   注6
   セキュリティの関係などで自動再生を無効にしている場合は，USBドライブのルート直下にある「setupSNK.exe」を実行します．
   
2. 確認ダイアログが表示されるので，接続先名を確認して「はい」を選択
   
3. 設定が正常に追加されると図17が表示される
   

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